「白老町 焼肉 阿部正春」銀座店オープン 業界初・炭火とガス火を選べる焼肉
業界初、炭火とガス火を客が選べる焼肉店「白老町 焼肉 阿部正春 銀座店」がこのほど東京・銀座に開業した。
無煙ロースターの設備はそのままに、客の要望に応じて熱源部分(炭火かガス火)だけを取り替えることができるのが売りもの。両用にする追加費用は1卓約5万~10万円(条件による)。炭火ならガスで着火後に送風機で炭火を燃焼させ、ガス火の場合は、セラミック炭を設置して肉を焼く直火の最適化を図る。
ガス火は火力調節機能に優れ、初心者でも安心して肉を焼くことができるが、炭火は燃焼に15分ほどかかる上、火力の調節が素人には難しい。それでも炭火を望む客は多いため、焼き方を気軽に選んでもらえるようにした。炭火希望の客には、熟達した店員が横に付き、一枚ずつ肉を焼き上げる。
同店で提供される肉は、北海道白老町のブランド牛「白老牛」の中でも、生産者阿部正春氏が肥育したものしか名乗れない幻のブランド牛「あべ牛」。年間300頭あまりしか出荷されず、都内焼肉店で本格的に提供されるのは今回が初。
「日本で一番おいしい肉を、日本で一番良いサービスで食べてもらいたい」(坂路尚也店長)と意気込んでいる。