業界NEWS:キリンビール「TAPPY(タッピー)」 ウィズコロナ時代のサーバー革命!!

2021.03.01 505号 07面
サーバー内のホースが短く、洗浄時のロスも削減できる。オペレーション負荷軽減、人件費削減と合わせると、削減コストは平均的な店舗で年間当たり約16万円を見込む(キリンビール調べ)

サーバー内のホースが短く、洗浄時のロスも削減できる。オペレーション負荷軽減、人件費削減と合わせると、削減コストは平均的な店舗で年間当たり約16万円を見込む(キリンビール調べ)

ビール1樽の消費期間が長期化しがちで、鮮度のよいビールの提供が難しい外食店も多い今、導入してみる価値ありのサーバーだ

ビール1樽の消費期間が長期化しがちで、鮮度のよいビールの提供が難しい外食店も多い今、導入してみる価値ありのサーバーだ

 ●フレッシュなビール、サワーを提供 小型PETボトルのミニサーバー登場

 キリンビールから、3LPETボトルを採用した新サーバー「TAPPY」が登場した。「キリン一番搾り生ビール」と「キリンサワー」を取り付ける2タップの省スペースタイプで、「キリンサワー」はシロップなどを混ぜ、各種サワーとして提供できる。

 冷蔵保管の小型3LPETボトルを取り付ける「TAPPY」は、従来の樽詰め生ビールサーバーと比べ、開封後、使い切るまでの期間が短くなり、フレッシュでよりおいしい「一番搾り」「キリンサワー」を提供できる点が、大きなメリットだ。サーバーの洗浄やPETボトルの取り付けが簡易なのもありがたい。また、従来の大樽と比べて持ち運びも軽く、空樽回収の費用と手間も削減できる。

 現在、全国6県でテスト展開しているが、4月20日から全国で展開。1万店以上の飲食店での導入を見込んでいる。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: キリンビール