ワケありの盛り付け:場外ホームラン級のボリューム感 場外天丼
●アナゴが丸ごと一匹、ド~ン!
「深川 つり舟」は銀座の老舗寿司店をはじめ、深川の割烹料理店やフグ専門店で修業を積んだ湊実店主が腕をふるう店。テレビや雑誌など多数のメディアで紹介されている人気店だ。
同店の看板メニューはマグロ、サーモン、エビ、イクラ、ホタテ、ウニなど豪華な海鮮が「これでもか!」と盛られた「特上海鮮丼」。それと双璧をなしているのが「場外天丼」だ。
メニューには「穴子天丼」「海老天丼」「いか天丼」などがあるが、「全部をのせた丼ものがあってもいいんじゃないの?」という女将の由紀江さんのひと言をヒントに、店主がメニューとして完成させた。これもまた、ご覧の通り「これでもか!」と天ぷらが盛られている。アナゴが丼からはみ出して、まさに“場外”ホームラン。
こだわりは単に大盛りをウリにするのではなく、「美しく盛り付ける」こと。横一文字に置いたアナゴと、エビ、イカ、キスの縦のラインのバランスが絶妙だ。舌と目で堪能できる堂々の看板メニューといえるだろう。
●店舗情報
深川 つり舟
東京都国立市東1-15-18白野ビル2階