ファンくる・モモちゃんのなるほど外食データ:行きつけの飲食店がある人は半数以上

2024.05.06 543号 06面

 ●出合ったきっかけは「偶然」!?

 4月から新生活を迎えた人も、新天地での生活に少しずつ慣れてくる頃。新たな場所で飲食店を開拓したり、既にお気に入りの店を見つけている人も少なくないでしょう。今回は、初めて訪れる場所での飲食店の探し方、行きつけの飲食店の有無などについて「ファンくる」会員1012人(男性226人、女性786人)に調査を実施しました。

 初めて訪れる場所で飲食店を探すときには、「食べログ・ぐるなびなどのWebサイト」を利用する人が76%と最も多く、次いで「SNS」が47%、「Googleマップなどの地図アプリ」が46%と続きました。初めて行く飲食店を選ぶ際に重視するのは、「料理のおいしさ」が53%と最多で、「評判(グルメサイトの点数や口コミ)」が20%と2番目に多くなりました。

 一方、行きつけの飲食店については、58%の人に行きつけの店があるようです。年代別に見ると、20代では66%と若い世代で特に行きつけの飲食店がある人が多いことがわかりました。行きつけの飲食店に初めて来店したきっかけは「店の前を通って」が34%と最も多く、次いで「知人からのおすすめ」が33%と、直接的な情報がきっかけになった人が多いようです。その他にも「ネット検索」が来店のきっかけになった人は全体では19%でしたが、50代では24%となっており、約4人に1人がネットでの検索をきっかけに、行きつけの飲食店を見つけているようです。また、行きつけになった理由は「料理」が86%と最も多く、「価格」が56%と続きました。

 今回の調査で、半数以上が行きつけの飲食店を持っていることがわかりました。また、行きつけの飲食店への来店のきっかけは「店の前を通って」が最も多いことから、事前に下調べするのではなく偶然の来店から店舗を気に入り、その後行きつけになる人が少なくないことが明らかになりました。

 ●ファンくる

 国内最大級の顧客満足度向上プラットフォーム。お客さまのホンネを基に、効率的に顧客満足度を高めることが可能。定期的に意識調査も行っている。/運営=(株)ファンくる

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