デリカの「今」がわかる中食通信:おにぎりの進化もここまで来た! NewDays編
◇SNSで話題沸騰のあのグルメ
おにぎり専門店が一大ブームとなり、コンビニやスーパーなどでも従来より高価格帯のおにぎりが広がっている。コンビニやスーパーの高級おにぎりは「海苔とコメの品質にこだわる」「ワンランク上の具材を使う」ことで価値を高める例が多い。
しかし、JR東日本クロスステーション運営、駅ナカなどでおなじみのコンビニ「NewDays(ニューデイズ)」のおにぎりはそうした常識を超越し、異色の方向に進化している。「このおにぎりは新しすぎる!」「東京駅に行ったらNewDaysのおにぎりを買うべし!」など、SNSでも評判を呼んでいるのだ。
●天丼を“箱おにぎり”に
「箱おに 夏野菜天丼風」 298円(税込み)
タレのかかったご飯の上にカボチャ天、ナス天、かき揚げをのせた、ミニチュア天丼のようなおにぎり。天丼のこの再現性の高さから思わず箸で食べてみたくなるが、おにぎりとして食べた方がおいしさが倍増する。
●高菜明太海苔弁を一口で食す
「スゴおに 高菜明太のり弁」 340円(税込み)
高菜明太マヨネーズ海苔弁当をぎゅっと凝縮し、おにぎりに仕上げた。中身は、白身魚フライ、ちくわ磯辺天、明太マヨネーズ、鶏唐揚げ、卵焼き、からし高菜炒めという見事な海苔弁っぷり。「何がナンでも海苔弁をおにぎりにするのだ!」というナンセンスな熱意が素晴らしい。
●もはや何でもアリの自由度
「生ハムの寿司むすび」 198円(税込み)
酢飯の上に生ハムをのせ、いぶりがっこ入りチーズマヨを合わせた、オードブル風の粋なイタリアンおにぎり。酒のツマミにもよく、これがおにぎりとして大いに受け入れられているのだから、おにぎり界はもはや何でもアリ。おにぎりの自由度を一気に高める痛快な一品と言っていい。
※価格等、取材購入時の情報