業界NEWS:外食の「今」がワカル 2024年外食キーワード

2025.01.06 551号 18面

 ●「M&A活況」

 多角化戦略を進める大手外食企業による吸収合併、投資ファンドによる外食企業買収、中堅外食企業オーナーのバイアウト…など、M&Aが活況を呈した。

 ●「インバウンド価格」

 アフターコロナでインバウンド需要が復活する中、外国人客向けに高価な値付けを行うインバウンド価格が目立ち、中でも「インバウン丼」は流行語になった。

 ●「カルビ丼業態」

 焼いた牛肉をご飯にのせる「カルビ丼」と、韓国料理の「スンドゥブ」を看板商品にしたカルビ丼業態。大手外食企業も店舗展開を進め、ますます各地に広がった。

 ●「日本フードサービス協会(JF)50周年」

 1974年の設立以来、日本の外食産業の発展・地位向上や豊かな食文化の継承などに注力してきた日本フードサービス協会(JF)が50周年を迎えた。

 ●「カスハラ対策」

 顧客からの理不尽なクレームなどを意味する「カスタマーハラスメント」。従業員を守るために、外食業界でもカスハラ対策を強化する企業が増加。

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