離島の挑戦 三宅島漁業協同組合

水産加工 2020.05.20

 新型コロナウイルスの世界的な流行(パンデミック)で離島も疲弊している。東京から南へ約180kmの位置にある三宅島(東京都三宅村)の観光・水産業も大きな打撃を受けている。三宅島漁業協同組合の小田切強課長は「例年並みの漁獲量はあるが、新型コロナウイルス感染拡大によって外食業態での需要が減少し、豊洲市場など販売先の卸値が下がっていた中で、4月7日の緊急事態宣言の発出、さらに単価低下が進み、半値に近い状態になった」という。