六甲バター特集

乳肉・油脂 2019.05.27
六甲バター特集

 1948年12月に創業し、日本のチーズの歴史とともに歩み続けた六甲バターは、2018年に創業70周年を迎えた。さらに2月、神戸に新工場を竣工。すでに4月から生産を開始している同工場は、最新鋭のシステムや設備を導入し、年間約4万tの生産能力を誇る。家庭用・業務用のプロセスチーズ(PC)を中心に300品目以上が製造可能で、多彩な商品群を効率よく生産する体制を整えている。拡大するチーズ市場に、強力な生産体制で臨み始めた。今期は「次の時代に向けたチャレンジの年」とし、土産市場への参入や海外輸出にも注力。「おいしいって、生きること。」を新ブランドメッセージに策定し、チーズのおいしさや健康価値を通じて、消費者とのさらなる関係深化を図っていく。(篠原里枝)