トマト加工品特集
ケチャップやホール・カット缶、トマトソースといったトマト加工品は22年度3月期、縮小して推移している。春に原材料などのコスト高で値上げし、消費が落ち着いた。夏先には需要が戻って回復傾向。トップメーカーのカゴメが推進する「焼きケチャップ」といった調理提案が浸透し、家庭内調理の高止まりをとらえた。リコピン高配合などの付加価値品も徐々に伸長。減塩や食塩不使用といった健康価値による単価アップも望めそうだ。（吉岡勇樹）
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◆トマト加工品特集：夏から市場回復 調理促進、付加価値化が貢献
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