トマト加工品特集
ケチャップやホール・カット缶、トマトソースといったトマト加工品は22年度3月期、縮小して推移している。春に原材料などのコスト高で値上げし、消費が落ち着いた。夏先には需要が戻って回復傾向。トップメーカーのカゴメが推進する「焼きケチャップ」といった調理提案が浸透し、家庭内調理の高止まりをとらえた。リコピン高配合などの付加価値品も徐々に伸長。減塩や食塩不使用といった健康価値による単価アップも望めそうだ。（吉岡勇樹）
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◆トマト加工品特集：夏から市場回復 調理促進、付加価値化が貢献
調味 2022.09.21ケチャップやホール・カット缶、トマトソースといったトマト加工品は22年度3月期、縮小して推移している。春に原材料などのコスト高で値上げし、消費が落ち着いた。夏先には需要が戻って回復傾向。トップメーカーのカゴメが推進する「焼きケチャップ」といった調理提…続きを読む
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トマト加工品特集：カゴメ 「焼きケチャップ」訴求 調理・メニュー提案強化
調味 2022.09.21カゴメは、「焼きケチャップ」訴求によるメニュー提案や「濃厚リコピントマトケチャップ」などの高付加価値製品の提案強化で、トマトケチャップの需要喚起を継続して取り組む。 「焼きケチャップ」とは、トマトケチャップを油と一緒に、フライパンでじっくりしっかり…続きを読む
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トマト加工品特集：キッコーマン食品 「リコピンリッチ」育成 CM・キャンペー…
調味 2022.09.21キッコーマン食品は主力の付加価値商品である「リコピンリッチトマトケチャップ」で新たなWebCMを投下し、消費者キャンペーンを行う。5月の値上げ後の回復を後押しする。「有機」「国産」「食塩無添加」といった差別化商材をリニューアル。「有機」「国産」は減塩…続きを読む
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トマト加工品特集：ナガノトマト 調理ソース好調続く 簡便・消費変化が追い風
調味 2022.09.21ケチャップやトマトソース、ピューレ、飲料など多彩なトマト加工品を展開するナガノトマト。ジュースを除くトマト加工品の4～8月期業績は、前年同期をやや上回って推移している。 ケチャップが頭打ちの一方で、家庭用のトマト系調理ソース商品は引き続き好調。「簡…続きを読む
