表1 育児用調粉の生産、輸出数量、国内向け生産量ならびに出生数の推移
少子化のレベルが「異次元」に突入している。厚生労働省が2月27日に公表した「人口動態統計(速報値)」によると、23年1~12月の出生数は、過去最少の75万8631人だった。初めて80万人を割った22年からさらに約4万人減り、前年比5.1%減となった。1949年に記録した約270万人から、3分の1以下に減少している。
今回の数値は日本在住の外国人や、在外日本人の数も含まれるため、今後発表される日本在住の日本人の数で集計する「概数」や「確定値」はさらに低くなる見込みだ。
一