図1 育児用調整粉乳の月別生産量の推移
図2 母乳育児に関する妊娠中の考え
図3 主要国への輸出量推移(2012~23年)
日本産粉ミルクに対する信頼感醸成で、22年には1万tに迫る勢いだった調製粉乳輸出量だが、23年はダウントレンドに転じ、年間輸出量は7759t(前年比16.1%減)となった。 中でも最大の輸出相手国であるベトナムの減少量が大きく、前年の2割近い約1200t減った。上位を占める台湾も前年比9.8%減、香港も同47.3%減、中国は同21.4%減と軒並みダウン。経済成長や、人口増加が見込まれる東南アジア諸国を中心に異変が生じている。 原材料コストの高騰による複数回の価格改定や、
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23年の出生数は75万人台に落ち込み、まさに「異次元の少子化」が加速している中、育児用粉ミルクやベビーフードの需要は引き続き高い水準を維持している。共働き世帯の増加や、「令和ママ・令和パパ」と呼ばれる新たなライフスタイ […]
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