水産練り製品特集2024

◆水産練り製品特集:数量苦戦も売上げ増 価格形成に流通の理解を

水産加工 2024.03.13 12728号 05面

 量販店を主戦場とする家庭用水産練り製品は、3月からの春夏シーズンに向けた有力各社のラインアップが出揃った。23年春までの断続的な値上げで一時は冷え込んだ市場だが、昨年後半から復調。数量ベースでは苦戦が続くが、単価上昇効果で売上げは上向きだ。コロナ禍で増した健康志向により、高タンパク・低脂質の練り製品の需要は底堅い。23年の金額でみる市場規模はコロナ前の19年と比べて6%増と好調だ。
 22年に経験したスケソウすり身原料の異常な高騰から、23年以降はロ

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