水産練り製品特集2025
2025.09.19秋冬商戦を控えた水産練り製品市場では、高温続きで棚替えや商品の投入時期が後ろ倒しに。原料のスケソウダラすり身は1年半で約4割上昇し、物流費なども加わり各社が値上げを実施したが、市場全体は売上・数量とも減少傾向。カテゴリー別ではちくわ・はんぺんが健闘し…続きを読む
一正蒲鉾は25年秋冬の提案テーマとして、(1)生活者個々のライフステージに合わせた、きめ細かなおでんの品揃え(2)異なるニーズをとらえた単品おでん具材の提案(3)頻度が高い家飲み向けの品揃え強化(4)価格改定でも伸長する商品、高付加価値商品への注力-…続きを読む
ニッスイのすり身製品を含む家庭用加工品は、4~6月累計の売上高が前年同期を上回った。フィッシュソーセージ類が17%増、「太ちくわ」が12%増と増収をけん引した。また注力する健康領域商品の柱の一つ「速筋タンパク」シリーズも順調に推移。今秋からは新たに4…続きを読む
紀文食品は秋冬の新商品として、「SURIMI」ブランドで5品、キャラクターかまぼこ2品、調理済みおでん1品、揚げ物1品を全国またはエリア別に8~9月にかけて発売した。 中長期的な商品戦略として、同社は今春から「練り製品からSURIMIへ」をテーマと…続きを読む
量販店を主戦場とする家庭用の水産練り製品は、秋冬商戦に向けた有力各社のラインアップが出揃った。とはいえ昨年を上回る高温ラッシュもあり、今年も残暑対応は必須。一部メーカーでは春夏商品の販売期間を延長する。また秋冬商品の発表・販売を従来の8~9月から分散…続きを読む
量販店を主戦場とする家庭用の水産練り製品は、3月から主要メーカーが軒並み包括値上げを実施する事態となった。予想される売上げ数量の減少を回避するため、各社は生産効率や利益率が高く、知名度のある主力商品に販売を重点化する方 […]
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●「太ちくわ」リニューアル ニッスイの練り製品・フィッシュソーセージ事業は、今期4~12月累計売上高が前年同期を上回った。昨秋からフィッシュソーセージの人気が再燃し、同社でも前年比12%の売上げ増となり全体をけん引。練り製品も「速筋タンパク」シリー…続きを読む
昨年、創業100周年の節目を迎え、次の100年へ向けて歩き出した堀川の25年5月期は、ほぼ予算通りの着地を見込む。今春夏の新商品では、「厚焼き笹かまぼこ」「同(茶豆入り)」がボリューム感と味で高い評価を受けている。また、同社としては初めてチャレンジす…続きを読む
1月に創業60周年を迎えた一正蒲鉾は、春夏に向け多様なキャンペーン企画を展開する。同社練り製品の多面的な価値をあらためて伝える取り組みを通じ、企業価値のさらなる向上につなげる考えだ。 3月から実施した包括値上げを踏まえ、主力品「サラダスティック」の…続きを読む
紀文食品は25年春夏の新商品として、練り製品19品、惣菜6品の計25品を2月24日から順次、エリア別または全国で発売している。 今回、中長期的な商品施策テーマとして、(1)おいしさと健康の両立を目指した「紀文=健康」のイメージ確立(2)賞味期間の延…続きを読む
量販店を主戦場とする家庭用の水産練り製品は、3月から主要メーカーが軒並み包括値上げを実施する事態となった。予想される売上げ数量の減少を回避するため、各社は生産効率や利益率が高く、知名度のある主力商品に販売を重点化する方針とみられる。 円安やすり身原…続きを読む