量販店を主戦場とする家庭用の水産練り製品は、3月から主要メーカーが軒並み包括値上げを実施する事態となった。予想される売上げ数量の減少を回避するため、各社は生産効率や利益率が高く、知名度のある主力商品に販売を重点化する方 […]
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●「太ちくわ」リニューアル ニッスイの練り製品・フィッシュソーセージ事業は、今期4~12月累計売上高が前年同期を上回った。昨秋からフィッシュソーセージの人気が再燃し、同社でも前年比12%の売上げ増となり全体をけん引。練り製品も「速筋タンパク」シリー…続きを読む
昨年、創業100周年の節目を迎え、次の100年へ向けて歩き出した堀川の25年5月期は、ほぼ予算通りの着地を見込む。今春夏の新商品では、「厚焼き笹かまぼこ」「同(茶豆入り)」がボリューム感と味で高い評価を受けている。また、同社としては初めてチャレンジす…続きを読む
1月に創業60周年を迎えた一正蒲鉾は、春夏に向け多様なキャンペーン企画を展開する。同社練り製品の多面的な価値をあらためて伝える取り組みを通じ、企業価値のさらなる向上につなげる考えだ。 3月から実施した包括値上げを踏まえ、主力品「サラダスティック」の…続きを読む
紀文食品は25年春夏の新商品として、練り製品19品、惣菜6品の計25品を2月24日から順次、エリア別または全国で発売している。 今回、中長期的な商品施策テーマとして、(1)おいしさと健康の両立を目指した「紀文=健康」のイメージ確立(2)賞味期間の延…続きを読む
量販店を主戦場とする家庭用の水産練り製品は、3月から主要メーカーが軒並み包括値上げを実施する事態となった。予想される売上げ数量の減少を回避するため、各社は生産効率や利益率が高く、知名度のある主力商品に販売を重点化する方針とみられる。 円安やすり身原…続きを読む
老舗京かまぼこ製造のはま一は、“京都らしさ”にこだわった商品の売上げが今期も変わらず順調に推移している。人羅惇士代表取締役社長は「水練りが持つ地域性を大切にしていきたい」と話し、安全・安心で高品質な商品の製造・販売により、着実な成長を目指す。 シャ…続きを読む
大崎水産は、同社の主力商品である棒状カニかま「フィッシュスチック」が今年発売50周年を迎えたことから販促を強化している。また、カニ爪肉風かまぼこ「マリンフレッシュ」や長年愛されているロングセラー商品の松茸風味のキノコ型かまぼこ「浜の松茸」、21年に発…続きを読む
1876年創業、大阪の老舗練り製品メーカーの大寅蒲鉾は、伝統技術を生かしながら付加価値の高い商品づくりを進めている。25年大阪・関西万博には大阪産(もん)名品の会加盟企業として出品を予定。市川知明社長は「物価高騰が続く中で、価格に見合った価値のある商…続きを読む
ヤマサ蒲鉾は今秋、家庭用商品のブラッシュアップに加えて、業務用商品の販路開拓に努め、売上げ拡大を図る。自社工場併設の直売所「夢鮮館(ゆめせんかん)」では、8月10日から白バラ牛乳を使った「かにかまソフト」を販売。昔ながらの伝統の技と味を守りながら新し…続きを読む