VOICE:佐藤雅俊・雪印メグミルク社長 需給偏差課題取組む
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生産者との対話機会などを通じて、酪農経営環境が非常に厳しいことは十分に認識し、窮状を訴える声もしっかりと受け止めている。乳価改定を重ねて行ったが、まだまだ一定程度の改善であると思う。
やはり、われわれ酪農乳業にとって重要なのは需給の安定だ。需給には、季節、乳脂肪と無脂乳固形、北海道と都府県という大きく分けて三つの偏差がある。われわれはさまざまな事業や工夫を行いながら、安定的な酪農生産ができるよう、乳業と酪農がともに発展できるように進めていきたい。