レッドゴールドフロムヨーロッパのトマト缶をローリングストックに

2024.08.01 349号 07面
レッドゴールドフロームヨーロッパのトマト缶は、缶を開ければそのまま食べられます

レッドゴールドフロームヨーロッパのトマト缶は、缶を開ければそのまま食べられます

日本食育HEDカレッジ代表の中村詩織さん(左)。レスキューキッチンカーの前で

日本食育HEDカレッジ代表の中村詩織さん(左)。レスキューキッチンカーの前で

きのことトマト缶を大鍋に入れれば、それだけでごちそうに!

きのことトマト缶を大鍋に入れれば、それだけでごちそうに!

大人気の「トマト煮込みハンバーグ」

大人気の「トマト煮込みハンバーグ」

学校給食でも活躍

学校給食でも活躍

多くの人が炊き出しに行列

多くの人が炊き出しに行列

 ●能登半島地震の炊き出しでも大活躍

 「レッドゴールドフロムヨーロッパ」は、EUの経済協力のもと、イタリア野菜保存食品産業協会(ANICAV)が、高品質なトマト保存食品を奨励する国際プロジェクト。100%EU・イタリア産トマトをパッケージした優れた栄養分とおいしさを発信しています。

 このトマト缶、実は常備しておくと災害時の保存食にもなります。いざという時、缶詰を開ければ、火を使わずそのままバゲットなどにのせて食べることができるからです。もしオリーブオイルがあれば、それをかけても。嫌いな人はほとんどいないトマト味、それで身体も心も温かくなったという事例をよく聞きます。

 火を使うことができるようになったら、本領発揮。(一社)日本食育HEDカレッジは、1月1日の能登半島地震発生後、石川県珠洲市においてすでに20回もの炊き出しを実施、レッドゴールドのトマト缶を使った「トマト煮込みハンバーグ」など温かいメニューを配り続けています。

 「レスキューキッチンカーでは、避難所登録されていない地点をあえて回っています。『トマト味のこんなにおいしいメニューは地震が起きて以来、初めて』という声と笑顔をいただいています」と、代表の中村詩織さん。

 災害はいつやってくるか、誰にも予測できません。レッドゴールドのトマト缶をいつもキープしておき、日常で使用したら足りない分をまた補充するローリングストックをしていれば、「備えあれば憂いなし」。自分や家族、そして誰かを助けることもできるのです。

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