三菱食品、基幹システム刷新 100億円投じ全業務にAI
三菱食品は5日、基幹システム「MILAI」の刷新プロジェクトを8月から開始すると発表した。2030年を最終とするロードマップに沿ってシステムのフルクラウド化から着手し、AIやAutoML(自動学習機械)の導入などを段階的に実施。100億円を投じる大規模プロジェクトとして推進し、全社的な業務のデジタル化や企業間のカベを超えた新たな価値創造を目指す。
同社は約8年前にメーンフレームの旧基幹システムからオープン系システムに移行を完了したが、食品流通業界が