国連WFP協会、「#ごちそうさまチャレンジ」実施 食品ロス削減で支援

キャンペーン 総合 2024.09.13 12822号 05面

 国連WFP協会(安藤宏基会長)は、12月5日~25年2月16日まで「#ごちそうさまチャレンジ」を実施する。それに伴いイベントへの協賛企業を募集する。

 同企画は、食の重要性に対し意識向上を図ることを目的に、食品ロス削減に関するアクションをSNSに投稿することで、1投稿当たり学校給食5人分(150円)を協力企業が国連WFP学校給食支援に寄付する。昨年は28企業・団体が協力、21万超の投稿と拡散によって約50万人分の学校給食支援につながった。

 同協会は「食品ロス」と「飢餓」という二つの食料問題への関心を促すとともに、食品ロス削減の取組みを通じて気軽に寄付ができるSNSキャンペーンの実施に対し、「国内の食品ロス削減」と「途上国の子どもの食と学び」に関心を持つ企業・団体の協力を仰ぐ。

 18年のスタート以来、10月16日の「世界食料デー」に合わせて実施してきた同キャンペンーンだが、24年は12月~翌2月に開催時期を変更。「食品ロス」のキーワードが消費者およびメディアから注目されるクリスマスや節分、バレンタイン時期に「#ごちそうさまチャレンジ」を実施することで露出拡大を図る。

 協賛・寄付の協力申し込みは9月30日午後5時まで。投稿者への賞品贈呈のほか、食品ロスへの取り組みを紹介するインタビュー記事を特設サイトに掲載する。(貞苅江梨子)

 〈キャンペーン概要〉▽実施期間=12月5日~25年2月16日▽参加方法=食材を使い切るための工夫、料理を食べ切った後の写真、ごちそうさまのポーズなどを「#ごちそうさまチャレンジ」をつけてSNSに投稿。1投稿につき学校給食5人分、1拡散につき3人分を協力企業・団体が国連WFPの「学校給食支援」に寄付する▽問い合わせ=国連WFP協会、電話0120・496・819、メールkigyo@jawfp.org。イベントサイトURL=https://www.jawfp.org/worldfoodday2024/

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