雪印メグミルク、バターで直接観察法 製菓・製パンなど応用期待
「酪農科学シンポジウム2024」で発表
多ジャンルの商品開発への応用が期待される
雪印メグミルクは13日、バターの物性に関わる組織の微細構造を維持したまま、直接観察できる世界初の方法を確立させたと発表した。原子間力顕微鏡(AFM)を用いる方法で、バター中の乳脂肪の微細結晶が凝集した構造を維持したまま、直接観察が可能。今後応用することで、バターの品質の安定化や風味・機能性のさらなる向上はもちろん、製菓・製パン用途をはじめとする調理方法や用途に適した商品開発への応用が期待される。
バターは食品業界において幅広いカテゴリーで使用されて