一般メディアなどで2024年の食品値上げ数は1万品超と見通しが報じられているが、それを大幅に上回る市場実態が大手卸の価格改定実績から浮かび上がった。国分グループ本社が今年1~10月に価格改定作業を行った商品マスター件数は食品・酒類合わせて6万件を超え、値上げラッシュが本格化した一昨年同期に比べ3割程度の減少という。11月以降も大型カテゴリーを含むメーカーの価格改定の発表が相次いでおり、来年も食品業界が値上げ対応に追われる状況は続きそうだ。(篠田博一)
※詳細は後日電子
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