コーヒーグラウンズ(右下)を加工したペレット(左下)を燃料に焙煎可能なグリーン焙煎機を開発
●工業用途で世界初
【関西】これまで廃棄されていたコーヒーグラウンズ(抽出後のコーヒー粉)を乾燥させてペレット燃料に加工し、コーヒーの焙煎工程の熱源として再利用する「グリーン焙煎システム」が工業用途として世界で初めて本格稼働する。主導するのは、石光商事のグループ会社でコーヒー豆の焙煎、加工、販売などを行うアライドコーヒーロースターズ。廃棄物を減らしつつ、焙煎時に発生するCO2を大幅に削減できる同システムは、“作って捨てる”従来型の経済システムに代わ