2025新春の抱負:日清オイリオグループ・久野貴久社長 油脂で食卓を豊かに

 24年の世界情勢を振り返ると、ロシア・ウクライナ問題の長期化に加え、イスラエル・パレスチナ情勢などの地政学的リスクは続きましたが、世界的なインフレが落ち着いたことを背景に底堅い成長を維持した一年となりました。
 日本国内においては、インバウンド需要の増加や、実質賃金がプラスに転じたことが経済の底上げ材料となったものの、物価高が続くことからの生活者の消費マインドの停滞は続き、景気は緩やかな回復にとどまりました。
 製油業界では、

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介