現地での収穫作業。バングラデシュ産ごまの輸出向けバリューチェーンを強化し、国際市場への供給拡大を後押しする
ユーグレナは国際農業開発基金(IFAD)、グラミンユーグレナと共同で「バングラデシュにおけるゴマの輸出向けバリューチェーン強化プロジェクト」を開始する。2026年1月から本格稼働し、小規模農家への技術支援、集荷・保管拠点の整備、国際市場への販路構築までを一体的に進める。日本ではごまの供給源が特定地域に偏り、気候や情勢の変化で調達が不安定になりやすい。新たな生産国を育てることで、食品産業にとっての調達リスクを和らげつつ、農村支援と食の安定供給を両立させる取り組みとして注目され