ウワサの新店舗:9つに分かれた伝統火鍋 自分の陣地でしゃぶしゃぶ

2025.02.03 552号 13面
牛脂、四川産山椒、唐辛子などで調味された秘伝の辛いスープがベース

牛脂、四川産山椒、唐辛子などで調味された秘伝の辛いスープがベース

9つに仕切られた火鍋が珍しい

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海鮮、肉、内臓、野菜など約80種類の具材から選ぶ。おすすめは内臓系

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具材は自分で好きなものを選ぶビュッフェスタイル。器の色で値段が異なる。198~1,298円(税込み)

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用意されている調味料と薬味を好みで自由に組み合わせてつけダレを作るシステム

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本場四川の火鍋店の雰囲気をそのまま再現した店内

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【店おすすめのつけダレ例】パクチー、ニンニク、ネギ、ごま油を合わせた四川定番の「ごま油タレ」

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【店おすすめのつけダレ例】赤唐辛子、ニンニク、パクチー、ネギ、オイスターソース、海鮮醤油を合わせた「鮮椒タレ」

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【店おすすめのつけダレ例】ネギ、海鮮醤油、ポン酢を合わせた「ポン酢タレ」

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【店おすすめのつけダレ例】おろしニラ、ネギ、発酵豆腐、ごまタレ、ラー油を合わせた「ごまタレ」

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【店おすすめのつけダレ例】セロリ、ニンニク、ネギ、ザーサイ、パクチー、赤唐辛子、海鮮醤油を合わせた「海鮮醤油タレ」

【店おすすめのつけダレ例】セロリ、ニンニク、ネギ、ザーサイ、パクチー、赤唐辛子、海鮮醤油を合わせた「海鮮醤油タレ」

【店おすすめのつけダレ例】ネギ、パクチー、ピーナツ、きなこ、塩・コショウ、秘伝スパイスを合わせた「まぜタレ」

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 ガチ中華ブーム発祥の地である東京・池袋に、新しい“ガチ四川”の店が1月、オープンした。「四川伝統火鍋 蜀漢」は、日本では珍しい四川省の「九宮格鍋」を提供。「九宮格鍋」は、四川省重慶で親しまれている鍋スタイルで、発汗を促すために辛いスープに仕立てている。牛脂、3種類の花椒、唐辛子など25種類以上のスパイスと調味料を使用したシビ辛いスープも魅力だが、面白いのが9つに仕切られたこの鍋だ。最も温度が高い中央は肉、内臓類をしゃぶしゃぶし、その周囲のエリアではじっくりと火を通す野菜などを加熱する。9つに仕切られてはいるが同じスープが満たされる作りで、大人数で鍋を囲みながらも自分専用のエリアを決めて、個々に具材を食べられるよう考案されたという。

 具材はハチノス、砂肝などの内臓類や、牛、豚、羊肉などの肉類、エビだんご、野菜など約80種類が冷蔵棚に並び、各自が取りに行くビュッフェ形式。また、つけダレはごま油、ラー油、海鮮醤、黒酢などの調味料と唐辛子、ネギ、ザーサイなどの薬味類やパクチー、ゴマ、ピーナッツなど自由に組み合わせて作るスタイルで、パンチのあるシビ辛スープで煮込んだ具材をオリジナルのタレで食べるその味はヤミツキ系。この店でしか味わえないおいしさだろう。

 同店は2008年5月に開業した名古屋本店のほか、名古屋、大阪で4店舗を展開。東京のガチ中華聖地での新たなオープンは話題を呼びそうだ。

 ●店舗情報

 「四川伝統火鍋 蜀漢 池袋店」

 所在地=東京都豊島区西池袋1-28-6大和産業ビル3階/営業時間=11時30分~14時30分、17時~23時、土日祝11時30分~23時。無休/席数=162席(個室60席)

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