ドール、新宿、赤坂見附で「ボビーバナナ」配る 朝食の重要性を訴求

赤坂見附駅前では急きょ600本を追加配布

赤坂見附駅前では急きょ600本を追加配布

(株)ドール(東京都千代田区、03・3237・1061)は10日、11日の2日間、朝食の欠食率が高い20~30歳代のサラリーマン、OLをメーンターゲットとしてバナナのサンプリングキャンペーンを実施した。「ボビーバナナ」1本パック合計2600本を、東京・新宿駅西口前(10日)と赤坂見附駅前(11日)で無料配付した。

 当初の配布予定数は各日1000本の合計2000本だったが大盛況で、初日の新宿では朝8時の開始からわずか30分で配布完了。2日目の赤坂見附では、配布数を急きょ600本追加した。

 「ボビーバナナ」は、ドールバナナのスタンダード「レギュラーバナナ」に、オリジナルキャラクター「バナナのボビーくん」をデザインしたもの。サンプリング会場には着ぐるみのボビーくんも参加した。改札を抜け、足早に会社へ向かうサラリーマン、OLたちも、思いがけぬボビーくんの出迎えにホッと表情をゆるめ、バナナを受け取っていた。

 朝食の欠食率は、平成10年の7.2%から年々上昇し、平成17年は10.7%となっている(「平成17年国民健康・栄養調査」の概要から)。

 ドールは、“健康と美容の増進”の一環として、「朝9時までに食べる→1日シャキッ!」を提唱している農林水産省の「めざましごはんキャンペーン」に協力するなど、朝食の欠食率改善をサポートしている。

 「バナナは調理の手間もかからず、忙しい朝でも手軽に食べられ、しかも朝食に摂取することが推奨されているブドウ糖をはじめ、さまざまな種類の糖質が含まれている」(同社)。今後も、バナナが朝食メニューのひとつとして最適であることの認知促進を図る方針だ。

 また、ドールは、自社ブランド「I LOVE」のブロッコリーを使って、「分とく山」の野崎洋光総料理長が開発したブロッコリーの簡単レシピを、ホームページなどで公開。朝ごはん欠食率改善の一助とする活動も行っている。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: ドール 農林水産省