胃心伝真=峠の釜めし
軽井沢駅で「峠の釜めし」を買った。十数年ぶりか、急に食べたくなった。というか、あの益子焼の土釜ごと欲しくなったような気がして、なんとなく注文していた▼信越本線、横川駅の駅弁として知られる「峠の釜めし」。30年ほど前は、沿線のどの家にもこの土釜が1個はあったんじゃないか、と思えるほど親しまれていた。記者も50年ほど前の子どものころ、小さくなったクレヨンを大量に土釜にため込み、宝物扱いしていた記憶がある。十数年前に買った物も、蓋が鍋敷きとして活躍中だ▼ただ、1997年の長野新幹
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