漢方スローライフ 季節と一緒にいい加減(185)処暑 8月の七夕の由来は?

2025.08.01 361号 08面
ズッキーニとたこの焼きマリネ

ズッキーニとたこの焼きマリネ

ズッキーニ

ズッキーニ

●24節気 処暑(8月23日~9月7日頃)

処暑は「暑さを処(とめる)」という意味。朝夕には涼しさも感じられる頃です。さて、処暑の日より前で最も近い新月の日から数えて7日後は何の日?

答えは七夕。現代の七夕は太陽暦の7月7日。梅雨の最中で天気が悪く、星空を楽しめないことが多いですね。そこで国立天文台は、太陰太陽暦の7月7日に近い日を処暑から計算して、伝統的七夕の日としています。8月中で日付は毎年変わりますが、晴れが多く新月にも近いため星空を楽しめます。

江戸時代には水を張ったタライに星を映して揺らし、二つが一つになるように出逢いを手助けする遊び「星映し」もあったそうです。涼しさを感じ始める処暑、ズッキーニなど夏野菜をいただきながら星を眺めるのもロマンチックですね。

●ごうんろっきで気象うらない

五運六気・2025年(乙巳年)

主運が金運不及で火気が相対的に強くなるうえ、客運が火運太過で暑い日が続きそうです。

*   *   *

五運は、5惑星「木(風)・火(暑、熱)・土(湿気)・金(乾燥)・水(寒)」をなぞらえた天の気。六気は、地球の地の気である「風・寒・暑・湿・燥・火」。この組み合わせで24節気ごとに巡ってくる気象と、それが私たちの身体に及ぼす影響を予想するのが「五運六気」。

◆ズッキーニとたこの焼きマリネ

ミネラル、ビタミン、タウリン補給で元気回復

エネルギー147kcal たんぱく質7.4g 塩分0.9g(1人分)

〈材料・2人分〉

・ズッキーニ……1本

・ピーマン(赤)……1個

・生しいたけ……2枚

・にんにく……1片

・オリーブオイル……小さじ2

・ゆでたこ……50g

〔マリネ液〕

・オリーブオイル……大さじ1

・塩……小さじ1/4

・こしょう……少々

・レモン汁……大さじ1

・バルサミコ酢……小さじ1/2

〈作り方〉

(1)ズッキーニは半月切り、ピーマンはひと口大に切り、生しいたけとにんにくは薄切りにする。

(2)フライパンを熱して、薄くオリーブオイルをひき、にんにく、ズッキーニ、ピーマン、生しいたけを焼き色がつくまで焼く。たこは薄切りにする。

(3)マリネ液の材料を混ぜ合わせ、(2)の野菜とたこをつけ込む。

●ズッキーニ Zucchini

【栄養学】水分が約95%ですが、ビタミンK、カリウム、食物繊維などを含み、抗酸化作用や血圧調整作用などが期待できます。

【薬膳学】処暑になると少しずつ涼しくなりますが、夏の疲れが出てくる頃。清熱潤肺作用があるズッキーニとたんぱく質を合わせてとりましょう。

東京栄養士薬膳研究会 管理栄養士・国際薬膳師 高橋邦子(レシピも)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら