石井食品、八千代工場で栗の皮むき公開 品質番号でトレーサビリティ管理

惣菜 ニュース 2025.10.27 13019号 08面
素材価値開発部・素材加工研究チームの夛田英梨奈氏(左)と住谷弘行商品価値創造部八千代工場生産管理チームユーティリティ開発担当

素材価値開発部・素材加工研究チームの夛田英梨奈氏(左)と住谷弘行商品価値創造部八千代工場生産管理チームユーティリティ開発担当

自社工場で自社製品用に栗の皮むき・加工を行っている

自社工場で自社製品用に栗の皮むき・加工を行っている

手作業で渋皮をむいていく

手作業で渋皮をむいていく

 石井食品は14日、千葉県八千代市の八千代工場でプレスメディア・ツアーを開催した。1951年の創業以来取り扱っている栗の加工における手作業の様子や、品質番号を付与するトレース作業の工程を公開した。
 同社はおせち用の甘露煮や栗ご飯向けに栗の加工を行っている。以前は中国で皮むきを行っていたが、東日本大震災を受けて中国政府が日本の農産物持ち込みを禁止。国内・自社での加工にシフトする契機となった。2014年に、韓国産、中国産も使用していた栗を国産のみに切り替

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