未来への羅針盤 食が紡ぐ共生社会:CLAC・パレデスCEO 中南米の現状に目を向けて
EUDRでは、生産地の正確な地理的位置情報を把握し、森林破壊が行われていないことを検証していくことになる。そのため、フェアトレードでは、生産者たちが自らスマートフォンで生産地の正確な地理的位置情報を把握できるよう、グローバルで衛星を活用したシステムや技術的な支援を開始している。(C)Fairtrade Max Havelaar / Adriana Valle
●生産支援へ行動を
「気候変動が進めば近い将来、中南米での農業が立ち行かなくなるかもしれない。その現状に目を向けてほしい。国家や企業、消費者などさまざまな立場で、できることから、生産者や農業の未来について自分事としてとらえ、アドボカシー(社会的弱者の権利擁護や支援、政策提言、世論喚起など)に取り組んでほしい」とフェアトレード中南米(CLAC)生産者組織のXiomara J.Paredes(シオマラ・J・パレデス)CEOは語る。











