こだわりの味・話題の繁盛店:天下一油そば

2001.07.16 232号 24面

神奈川県川崎市の「天下一油そば」は、油そばファンがうなる店として知名度を高めている。

「当初、好奇心から来店したお客も、いまやすっかりなじみ客。この味は病みつきになると評判です」と小島良司店長。あまりの反響にうれしい悲鳴。油そばのうまさに惹かれ開店したという石崎輝美社長。決め手のタレは「醤油と油のバランス」と試行錯誤の結果、濃口醤油とラードの絶妙な配合バランスを得た。

麺はシングル二五〇g三八〇円、ダブル六八〇円、トリプル八八〇円。チャーシューも一枚、三枚、五枚と増えていく。

昨年、お客の要望で豚骨らーめん、味噌らーめんをメニュー化した。「あくまでも看板は油そば」だけに一日各三〇食の限定だ。

◆お気に入り食材

お客の要望でメニュー化した「豚骨らーめん」「味噌らーめん」は、平和食品工業(株)の業務用ラーメンスープが原動力だ。豚骨をじっくり煮込み野菜の煮汁を加えたコクあるスープだ。豚骨独特の臭みがなく、さっぱり感があって好評だ。「ベースが確かなので、自家製のタレとスープを配合しオリジナル性を出しています」という。

◆「天下一油そば」/神奈川県川崎市多摩区登戸一八八八、044・934・1782/営業時間=午前11時~深夜12時、無休

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