優勝した矢口喜章シェフ(左)には審査委員長のステファノ・ダル・モーロ総料理長から優勝トロフィーが贈られた
矢口シェフの必殺技、黒トリュフ、蓋を開けた瞬間に、キッチン中に良い香りが漂っていた
優勝者だけに送られるシェフコートを掲げる矢口シェフ
矢口シェフの革新的なカルボナーラには牛生ハム、黒トリュフなど高級食材とポーチドエッグを使い、食べる人が食材を合わせることで口の中でカルボナーラになる仕掛けがあった
菊池シェフの伝統的なカルボナーラは日本人でも食べやすいように塩味が抑えられていた
菊池シェフの革新的なカルボナーラはハーブや野菜がふんだんに使われ、健康的で創造的な一皿となった。食べ終わるとカルボナーラを感じられる仕掛けがしてあった
矢口シェフの伝統的な一皿、ペコリーノロマーノチーズの塩味を上手く引き出し、しっかりとしたカルボナーラ本来の味わいが出ていた
主催者を代表して、来場者、ファイナリスト、選考員などステークホルダーに感謝を伝えるイタリア商工会議所事務局長のダヴィデ・ファントーニ氏
イタリア商工会議所は11月21日、東京都渋谷区のGOBLIN千駄ヶ谷店で第16回全国イタリア料理コンクール決勝戦を開催した。チェロ・エ・マーレの矢口喜章シェフ(墨田区)が伝統的カルボナーラで大差をつけ優勝した。今年のテーマは「カルボナーラ(伝統が革新に出会う)」で、全国から選ばれた100人の挑戦者の中から勝ち抜いた矢口シェフと、イタリア料理スカルペッタの菊池優也シェフ(小平市)が腕を競った。
審査員は全員イタリア人で、審査委員長はアンティカ・オステ