水産資源の持続可能な活用(10)水産加工の現状とこれから

2026.02.01 346号 11面

 水産物は「生もの」であり、そのままでは長期保存が難しい。そのため、塩干品や缶詰をはじめさまざまな水産加工食品が生産され利用されてきた。かまぼこやちくわなどの練り製品は、わが国ならではのものであるが、冷凍すり身の開発により生産と市場が世界に広がり、カニカマなどは海外での生産量が国内を上回るに至っている。マイワシなどの多獲性魚類や加工残しを原料とした、養魚や養鶏の飼料向けの魚粉や魚油の生産も、水産加工の重要な役割である。
 食生活の多様化に伴い、水産加工

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