「焼肉ビジネスフェア2009」出展社紹介:エスフーズ 国内外の提案商材そろえ注目
総合食肉企業のエスフーズ(兵庫県西宮市)は、国内外の食肉・加工品を幅広く手がける。今期連結ベースで売上高1200億円を見込んでおり、全国27事業所・工場のほか、米国にも直営生産工場をもつ。展示ブースでは各種国産牛・豪州産牛の試食を実施したほか、焼肉業態に向けた加工品の提案商材を陳列。新商品を含めた試食も実施し注目を集めていた=写真。
同社加工品の主力は「とんとこてびち」(味付豚足、1kg=900円)で、コラーゲンの豊富な豚足を一口大サイズに食べやすくカットして塩ベースで味付け。つまみ商材としても最適だ。また新商品では、豚ガツのスライスを使った加熱調理品2品を提案した。モツ鍋専門店の人気メニューを商品化した「酢もつ」、その姉妹品の「辛もつ」でどちらも80g150円。3月から発売する。「酢もつ」はさっぱりとしたポン酢味に仕上げてあり、食べやすくヘルシー。「辛もつ」はコクのある辛味噌で味付けしてあり、ビールのおつまみに最適。焼肉店のサイドメニューとして幅を広げるアイテムといえる。
食肉では国産牛のほか、豪州産300日グレインフェッドビーフ・ブランドの「Naruo牧場」をアピール。300日と長期の穀物肥育により、日本の市場ニーズを満たす軟らかさとうまみを実現した。