横浜なだ万・竹花亭の「とく得ランチ」 魚と野菜の鉄板焼き、熱々ヘルシーランチが好評
日本料理の「横浜なだ万」はこのほど、併設する鉄板焼きレストラン「竹花亭」で、新たな鉄板焼き料理を創作する「とく得ランチ」(2900円)を始めた。女性客の口コミで人気に火がつき、いまや1日限定20食が早々に完売する繁盛ぶりを見せている。今後、月替わりランチのほかディナータイムの一品料理など、本格的に展開する考えだ。
この企画は、肉類が主流だった鉄板焼き料理の素材を魚と野菜に置き換え、日本料理ならではのひと手間を加えた、焼きたて熱々のヘルシーランチとして提供する試み。
第1弾は「竹の子牛ロール巻」と「鯛の蕪すりおろし包みトマトソース」を主菜とするランチコース料理(先月終了)。料理人がカウンターに立ち、素材と調味料を鉄板に広げ、ヘラを使って自在に調理する姿は、新鮮かつ斬新。ユニークな味わいを演出している。
「日本料理でなじみの薄いグリドルを、いかに使いこなせるか。調理パフォーマンスと合わせ、オープンキッチンならではの新たな日本料理にチャレンジしたい」と、本田政実料理長は意気込む。
この店の成功を見定め、なだ万グループの鉄板焼き4店舗にも導入する方針だ。
◆「横浜なだ万」(横浜市西区みなとみらい1-1-1、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル4階)