焼肉特集2015:焼肉きんぐ「ひとくちサムギョプサル」 肉のせ包むだけの手軽さ
●ヘルシーさで女性客から支持
席に着いたまま注文する食べ放題というテーブルバイキング・スタイルをいち早く取り入れて、一気に3ケタ・チェーンへと成長を遂げた「焼肉きんぐ」。
食べ放題でも、提供する肉はどれも厚切りで食べ応え満点。部位によっては低温熟成されたものを提供するなど、並々ならぬ肉へのこだわりが人気の秘密だ。
そんな同店の自慢サイドメニューが「ひとくちサムギョプサル」だ。新鮮でシャキシャキな歯触りが嬉しいサンチュの上に、水菜、白ネギ、アーリーレッド、白菜キムチをバランスよくトッピングしてセットし、別添えの豚ばら肉をロースターで焼いて巻いて食べるものだ。
本場のサムギョプサルに欠かせないつけ味噌、サムジャンの辛さと甘さがたまらない逸品である。見た目の美しさ、野菜たっぷりのヘルシー感、サンチュで包んで食べられる手軽さが20~40代の女性を中心に支持を集め、1日平均20食は注文を受けている。
同品はスペシャル・コース1人前3218円またはプレミアム・コース1人前4298円で注文可能。スタンダード・コース1人前2678円では、単品メニューとして注文ができる。
その他の人気サイドメニューは「焼肉屋のピリ辛冷やっこ」。滑らかな口当たりの豆腐に、真っ赤なキムチと香ばしい韓国のりを合わせたさっぱりメニューで、韓国テイストをアピールしたところが女性客の支持を集めている秘訣だ。
●店舗概要
「焼肉きんぐ」/経営=物語コーポレーション/本社所在地=愛知県豊橋市西岩田5-7-11/開業=2007年3月/営業時間=午後5時~深夜0時(土・日・祝午前11時半~)、無休(※店舗により異なる)/坪数・席数=95坪・163席/客単価=非公開/店舗数=119店舗(2014年11月現在)
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1995年、愛知県豊橋市に「焼肉一番カルビ」をオープン。その後、何度も業態スタイルの磨き上げを行い、その都度、新たなブランドを打ち出してきた。2007年3月にテーブルバイキング形式を確立した「焼肉きんぐ」をオープンし、現在は同社焼肉事業の旗艦業態として店舗網を拡大し、北海道から沖縄まで119店を数える。