海外情報 米国で串料理が流行

1992.10.05 13号 19面

世界各地には特有な串刺し料理食品が存在している。インドネシアのサテ、ヨーロッパのブロシェット、地中海沿岸のカボブ、日本の焼とり串焼きなどがそれである。

アメリカ料理には余り串を用いた料理食品が存在していなかったが、海外旅行で経験したアメリカ人の間に、便利で、迅速に食べられるこのタイプの食品が好まれはじめてきている。

デニーズ社はチキンとステーキを用いたカボブ・スタイルのメニューを最近導入し、二カ月の間にその売上高は全店のそれの一〇%を占めるという成功を収めた。

他の大手ファースト・フード・チェーンがこの新しいメニューを導入するのは時間の問題とみられている。

スキュワード(串刺し)食品はフィンガー・フードであり、野菜をはさんでも成立するので健康的でもある。

(FC)

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