明治製菓・大谷純一食料商品企画部長に聞く ロングセラー商品の活性化作戦
新商品の開発育成はメーカーの生命線だ。それがヒットするか、定番化されず数ヵ月で市場から消え去ってしまうかは、企業にとっては盛衰にかかわる重大問題だ。新商品といっても技術的裏付けのある商品、時代の要請に合わせたリニューアル商品、市場のスキ間を狙ったスキ間商品などいろいろだが、いわゆる“新商品”と称せられるものは、加食・酒・菓・飲料、チルドなど合計年間五万三二八一品目(国分登録件数)に達する。新商品開発の傾向は、ある程度成果が読め、できるだけリスクが回避できる既存商品のリニューア