池田菊苗教授が日本10大発明家のレリーフに、味の素の製造法で特許庁に展示

調味料 ニュース 2002.06.10 9016号 3面

うま味調味料「味の素」(グルタミン酸ナトリウム)の製造方法を発明した東京帝国大学・池田菊苗教授が、日本の一〇大発明家の一人として特許庁のレリーフ=写真=に展示されている。 池田博士は一九〇八年(明治41年)、アミノ酸の一種であるグルタミン酸が昆布のうま味成分であることを突き止め、これを調味料として利用することを考え、そして保存安定性の高いナトリウム塩の形にしたグルタミン酸ナトリウムの製造方法を発明し、特許権を得た。このグルタミン酸ナトリウムがうま味調味

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