食品メーカーの倒産16%超増、2001年帝国データバンク調べ
民間信用調査会社の帝国データバンク(東京都港区)が21日に公表した二〇〇一年(1~12月)の企業倒産集計によると、倒産件数は食品メーカーが前年比一六・三%増の二九九件、食品卸は同〇・四%減の四六二件、スーパー五・三%増の一三九件、外食産業三・九%減の四六五件。年後半から金融機関の不良債権処理が加速し、経営不振にあえいでいた流通小売業者の経営破たんが続いた。BSE(狂牛病)関連の影響では、食肉卸業者や焼き肉レストランで倒産が相次ぎ、10月からの累計で少なくとも二四件、負債額一一