2002新春の抱負:ニチロ・田中龍彦社長

昨年の経済は貧乏神にとりつかれた一年だった。食品業界では遺伝子組み換え、BSEなど安心安全に関わる事故が発生し、対応に苦慮した。消費者の目も厳しくなり需要は減退した。食品企業は低価格の浸透、販売費用増で減益となった。その中で差別化し、価値観を感じた商品は積極的に購買している。当社の冷凍食品「そばめし」は大ヒットになった。消費環境悪化といっても一律ではない。 ニチロは今期にさまざまなプロジェクトを立ち上げている。化成品事業については、一〇倍構想を打ち出し

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