寒天の小形商店・小形社長に乾物業界サバイバル戦略を聞く

寒天は元来、紅藻類の海藻から抽出し乾燥した乾物で、寒い地方の気候と農閑期の水田で生産される日本が誇る伝統的自然健康食品である。その発生は、古文書に海草をコルモハといい、これを煮てところてんを造る方法が記されており、鎌倉時代には京都の東西の市場にところてん店が開かれ販売されたと伝えられ、このところてんの凍結乾燥したものに工夫、改良され寒天が生まれた。いわばところてんは寒天の前身といえよう。この寒天・ところてんについて寒天原藻問屋を経営する東京・小形商店小形寿治社長に聞いた。

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