自販機オペレーション集約化へ加速、宝酒造がJTに子会社譲渡
清涼飲料で重要な販売チャネルである自販機の大手メーカーへの集約化が一層加速してきた。宝酒造(株)は飲料事業で積極展開を狙う日本たばこ産業(JT)へ自販機オペレーション子会社四社を売却、自販機事業から撤退する。またコカ・コーラグループではコカ・コーラナショナルベンディング(株)と、九八年10月に同社の一〇〇%子会社となった(株)エフ・ヴィ・コーポレーションが二〇〇〇年1月1日を期して合併することが決定した。飲料自販機の総稼働数は九八年末で二〇〇万台強。設置場所の飽和などから今後