朝日食品工業（株）（東京都豊島区、０３・３９８７・２１６９）は、一丁が二つに分かれている豆腐、アサヒコ「ちいさな絹２」と同「ちいさな有機無農薬２」（写真）を１５日から新発売した。

新製品は、「普通の豆腐は一度に使いきれない」などの消費者の声に応えて、同社独自の技術で賞味期間を八日間に延長してさまざまなメリットを生み出しているセミＬＬ豆腐に新容器を用いて、一丁分（三〇〇ｇ）を二連の包装容器に半丁（一五〇ｇ）ずつ個別パックした。

半丁使用して、残り半丁は未開封のまま保存できるなど使用量に応じた使い分けが可能になった。またミニサイズの豆腐二丁を横につなげた形状の新パッケージで手で容器の中央線を折り曲げると二つに切り放すことができ、トレーやフィルムを使って一つにパッケージしているのではないので、余分な包装も要らない環境にもやさしい商品（同容器は実用新案申請中）。

両アイテムは、カット豆腐（普通豆腐）で、サイズは二連（縦九五ミリメートル×横一五〇ミリメートル×高さ四三ミリメートル）、希望小売価格は「ちいさな絹２」一二八円、「同・有機無農薬絹」一四八円。

生産は埼玉県の同社・行田工場で行い、販売エリアは関東地区を皮切りに順次広域拡大して全国展開を図る。

同社では、豆腐のセミＬＬ化による「おいしさ」「安心感」「便利さ」などの向上で需要創造を行ってきたが、今回もさらなる便利さを追求、今後もおいしく、健康によい豆腐の需要を高めていくために、さまざまな商品提案を行う方針。