大手商社、インドに布石、エビの安定供給目指す

一九九一年以降の経済自由化政策を契機に、貿易・投資環境が好転し始めたインド市場だが、大手商社食料部門では、「インフラの未整備や商慣習の違いなどの問題が大きく、まだ具体的な取組みに至っていない」(三井物産(株))ところが多い。しかし、一〇億に迫る人口と広大な農地、豊富な水産資源を有する同国に対し、「将来的には、市場としても供給地としても無視できない」(日商岩井(株))として、各社とも徐々に布石を打ち始めている模様だ。 「冷凍エビ産地やがて筆頭に」

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