東洋水産、生麺に近い食感「味の市・鶏ガラ醤油」など8月20日から発売
東洋水産(株)(東京都港区、03・3458・5101)は8月20日から、袋入り即席ラーメン「マルちゃん味の市・鶏ガラ醤油」「同・贅沢合わせ味噌」「同・濃厚とんこつ」の三品を関東、甲信越、静岡地区で一斉発売する。
低迷する袋麺市場の中にあって、ノンフライ麺への認知度や関心度は着実に広がっている。同社製品の「マルちゃん味の市」シリーズも平成2年8月発売以来、ノンフライ麺として多くの消費者から好評を得ている。新製品は内容をさらに充実させ、各フレーバーにあったスープと麺の改良を施した自信作。
▽鶏ガラ醤油=低温でじっくり乾燥させたノンフライ麺。コシが強く細くなめらかで、より生麺に近い食感。スープは鶏ガラを効かせたスタンダードな醤油味スープをショウガ風味がひきしめている。内容量(麺重量)一〇一g(八〇g)。
▽贅沢合わせ味噌=麺はやや太めの丸刃で切ったボリューム感のあるのびにくく、なめらかなノンフライ麺でより生麺に近い食感。スープは赤・白合わせ味噌のスープに、ニンニク、モヤシ、玉ネギの香味を加えてある。同一〇六g(八〇g)。
▽濃厚とんこつ=麺は丸刃で切った細麺で固く、歯ごたえのあるのびにくいノンフライ麺で、九州ラーメン的な歯切れのよい食感。スープはとんこつ臭のより強いとんこつオイルを加え、またフレッシュなガーリックを加えることでとんこつ味を強調しコク味をアップしてある。同九四g(七八g)。
パッケージは新装開店をイメージ化した「のれん」をデザインに取り込んだ。高級老舗店の「のれん」をくぐれば、「味の市」のテーマ「味わい、にぎやか」にたどりつき、また、おいしさを伝える写真をさらに大きく取り入れることにより、本物感・品質感を伝えるようにした。
三品とも荷姿三〇食入り×三合わせ、希望小売価格九〇円。