加工ごま特集 東北地区=海外産地供給に危機感 額賀商店、中国で契約栽培
【仙台】原料のタイトな状況が続く加工ごま業界は、値上げに向けて動いてきたが足並みがそろわず厳しい局面を迎えている。業務用では、「昨年10月から大口ユーザーと交渉してきたが引き伸ばされて、実質は4月から」(額賀商店・額賀専務)としている。ただ、彼岸需要などとも重なりタイミングは悪い。家庭用では値乱れが続き、値締めがまず先決のようだ。 原料事情だが、高品質の北部ベトナム産ダブルを使う額賀商店では、一昨年はほとんど入らなかったが、昨年分は確保できたとのこと。
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