かどや製油は、ごまの価値や魅力を広く伝える施策を長く展開。“ごまの総合メーカー”として「ごまで、世界をしあわせに。」をブランドメッセージに掲げ、食品ごまやごま油でトップシェアを保有し、市場をけん引している。グループ戦略を進める中、10月からは家庭用食…続きを読む
かどや製油グループのカタギ食品は、“ごま習慣”をキーワードに、家庭での新しい利用機会として粉体のごまの魅力を伝えていく。その主力商品として2024年3月に、セサミン高含有品種を使った「セサミンリッチさらふわごまパウダー(白・黒)」(白ごま=50g・標…続きを読む
ゴマヤの23年のごま販売状況は、コロナ前の8%減ほどまで回復している。1~4月が前年同月超えであり、特に1~3月は2桁増となった。 特に2月は、前年比49.2%増と大きく伸長した。5~6月は前年未達、7~8月は前年同月超え、9月は同2桁減、10月は…続きを読む
「業務用は外食を中心に出荷が増えているが、家庭用は横ばい」と豊年屋の高橋卓哉社長。「コロナ禍の落ち着きで消費者の外食機会は増加しているが、物価高の影響で家庭の食卓には節約志向が強く表れている。調理離れも顕在化しており、ドレッシングやソースといった最終…続きを読む
みたけ食品工業の23年度ごま販売は、前年より増加傾向にある。同社はグループ会社である豊年屋と連携し、練りごまをはじめとした付加価値製品に注力している。有機製品は引き続き好調。年々微増傾向が続いている。 新商品では「有機いりごま金」を10月に発売した…続きを読む
マコトの23年3~11月は、1月に家庭用製品、6月に業務用製品の2度目の値上げを実施し、前年比12%増で推移しているものの、値上げを加味した売上予算には及んでいない。外食産業での採用が戻ってきているが、物量は20年まで届いていない。 業務用は、練り…続きを読む
真誠の今期(23年12月期)売上高は昨年11月の家庭用製品と今年2月の業務用製品の価格改定効果などでほぼ2桁の増収となる見込みだが、営業利益は厳しい状況となった。この減益は価格改定のタイミングがタイムリーにできなかったこと、為替が大幅な円安に動いたこ…続きを読む
コロナ禍の20年に全国胡麻加工組合理事長に真誠社長の冨田博之氏が就任し、今年で3年目を迎えた。就任以降、コロナ禍による市場の混乱や過去にないほどの原材料高騰によるコスト増で全国胡麻加工組合は新たな施策を迫られた。混乱が続いた環境下で、SNS活用による…続きを読む
●白ごま やや軟調、中国需要低迷 昨年来、食品用では2000ドルを超えて高止まりしていた白ごま価格だが、中国における需要低迷(22年輸入量107万t、23年輸入量約90万t見込み)もあり、頭打ち感が出ている。 供給側は、インド(カリフクロップ前年…続きを読む
23年の加工ごま市場は、低価格帯商品が好調だった一方、高付加価値商品は販売に苦戦している。原材料価格の高騰、為替の急激な円安化、資材やエネルギーコストの上昇などを受け、家庭用、業務用とも複数回の価格改定を実施し、売上げは前年より増加したものの、営業利…続きを読む