岐穀商事、道三めん「すごいやつ」第2弾うどん3品を値頃感180円で発売

粉類 1994.10.24 7780号 2面

【名古屋】トップメーカーの寡占状態となっている生タイプカップ麺市場に、今夏、新製品「すごいやつ」しょうゆ、みそ各ラーメン、肉入り、スタミナ各焼そば、計四品を発売してヒットを飛ばし、旋風を巻き起こした道三めん・岐穀商事(株)(岐阜県本巣郡穂積町、05832・7・7022)が、「すごいやつ」の第二弾として、きょう24日から全国へ「すごいやつ」日本の味・天ぷらうどん(二三一g、麺重二〇〇g)、同きつねうどん(二二七g、同二〇〇g)、同みそ煮込みうどん(二四九g、同二〇〇g)‐の三品を新発売する。

同品は、小麦粉中にある酵素の活性化および小麦粉と水の十分な水和により、グルテン(小麦タンパク)の結合を立体的、組織的に強化している、同社が独自に開発した「三D(立体)ハードシステム製法」(特許申請中)に、さらにもう一つ技術を加えており、そのため麺はもっちりして非常においしい。天ぷらうどんは、かやくとして天ぷら、ネギ、ワカメ、きつねうどんは同味付油揚、ネギ、ワカメ、みそ煮込みうどんは同あげ玉、ネギ、ワカメ付き。

価格は「すごいやつ」のヒットを記念して、標準小売二〇〇円のところ、当分の間同一八〇円という、最近の低価格志向に対応した値頃感のある経済価格で発売する。荷姿はいずれも一二×二。

同社では「味はトップブランドにも決して負けない味に仕上げた、しかも価格は一八〇円売り。おかげさまで、この品質、この価格が評価され、スーパー、CVSとも商談は順調に進んでいる」と語っている。

なお、「すごいやつ」ヒットのうえで大きな役割を果たした“ハマコー”こと浜田幸一氏を引き続きイメージキャラクターに起用、テレビ、ラジオとも全国ネットで積極的な宣伝を行う。

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