カルピス、米国で話題の飲料「スナップル」導入発売
アメリカに代表されるコーラ類などのソフトドリンクに代わる勢いの、ニューエイジドリンクの旗手として、いまオールアメリカで最も話題の飲みもの「スナップル」が、9日から日本市場にお目見得している(本紙既報)。
カルピス食品工業(株)(東京都渋谷区、03・3780・2123)が、スナップル・ビバレッジ・コーポレーション(ニューヨーク州バレーストリーム)と販売提携して、米国元詰めものを輸入、わが国の清涼飲料業界に一石を投じたわけだが、四七三ml広口ガラスびん入り、一七〇円小売(消費税別)というまことにユニークなパッケージと販売価格。
本来、アメリカでのスタートはアイスティー(紅茶飲料)。今回、カルピスが導入したのは、フレーバーアイスティーシリーズのピーチフレーバー、ラズベリーフレーバー、レモンフレーバー三種と、果汁シリーズのグレープエード、レモネードおよびピンクレモネードの三種、合計六種。販売地域は東京、千葉、埼玉、神奈川、栃木、群馬、茨城の一都六県。
「スナップル」は、現在アメリカでの常識であるMADE FROM THE BEST STUFF ON EARTH(最良の素材でつくられた)のALL NATURAL(一〇〇%自然)の代表格と位置づけられているソフトドリンク。自然・健康・安心を企業理念として、総合飲料企業を目指しているカルピス社としては、当然のマーケティング開始といえよう。