九州即席麺特集 カップ麺=付加価値商品が登場 普及商品と2極分化
カップ麺の動向は即席麺JAS受検数量を見ての通り昨年(1~12月)は〇・五%増の微増にとどまった。この数字をどう見るかは様々意見の分かれるところだが、消費不況にどっぷり浸った昨年の経済環境からすれば、さすが大衆商品の強みを発揮したといえるであろう。 昨年は一昨年と比べて三・五%増という伸びがあったということから考慮すると、食品全体が成熟市場になって久しい割に、まだ若干の拡大基調にあることがうかがえる。 カップ麺の主力銘柄は九州で