平成4年(1~12月)酒類課税移出数量=国税庁発表
国税庁発表によると、平成4年(1~12月)の酒類課税移出数量は過去最高の九六九万五三七六㌔㍑(前年比二・〇%増)となった。内容は清酒・焼酎が増加した半面、ウイスキー、果実酒類(ワイン)が減少したが、ビールが昨年に続き二・七%増となり、伸長の要因となった。年間の課税数量を容積換算すると、霞が関ビル一八・五杯分、東京ドームでは七・八杯分となる。同時に酒類全体の市場規模は昨年を一〇〇〇億円上回る約六兆五〇〇〇億円(国税庁推計)となった。しかしビールの続伸をはじめ他酒類間での低アルコ